webコンサルタントとして働きながら、国内外を旅する木村修平さん。前番組「Kimura’s Choice」から生まれ変わった「Kimura’s Work」は、「仕事」を軸に、毎回何かを掛け合わせた話を聞く番組です。
第1回のテーマは「仕事 × 時間」。「この人には24時間以上あるんじゃないか」と思うほど時間の使い方がうまい木村さんに、タスクの分け方、朝の使い方、毎日1時間の「新しいこと」まで、時間に追われないための考え方を聞きました。
この回の話題
| 時間 | 話題 |
|---|---|
| 00:24 | Kimura’s ChoiceからKimura’s Workへ |
| 01:04 | 今回のテーマは「仕事 × 時間」 |
| 01:52 | 時間に追われたくない。「しなければ」を「したい」に |
| 02:55 | タスクを細かく分けてから始める |
| 03:53 | 5分、10分、30分、1日以上。時間で分ける |
| 06:42 | 夢中になったときは、目的に戻る |
| 07:52 | 朝起きて30分後から。午前中はゴールデンタイム |
| 09:43 | 見積もりはいつも外れる。だいたい2倍 |
| 12:32 | 時間の使い方は、やりたいことが多いから |
| 13:26 | 「やりたいことリスト」を週に1回見る |
| 15:49 | 1日のうち1時間は、絶対に新しいことをする |
| 18:32 | 「忙しい」と口に出さなくなった理由 |
「しなければ」ではなく「したい」
木村さんが時間について決めている前提は、「時間に追われたくない」ということ。「5分後にこれをしなければならない」ではなく、「5分後にこれをしよう、したい」。やるべきタスクはあっても、時間が来たからやるのではなく、「よし、次はこれをやろう」と自分から向かう。マストからウォントへ、考え方を切り替えています。
タスクは「時間」で分ける
もうひとつのコツが、タスクを細かく分けてから始めること。たとえば「1時間でカフェのメニューを考える」というぼんやりした状態ではなく、目的はこれ、今の状況はこう、課題はこれ、と分けておく。ゼロからではなく、ある程度決まった状態からスタートできます。
何かをやり始めるときは、かかる時間でこんなふうに分けているそうです。
| かかりそうな時間 | どうするか |
|---|---|
| 5分 | すぐやる |
| 10分 | すぐやる |
| 30分 | 最初に5分だけ考えてメモし、その日のどこかに入れる |
| 1日で終わらない | 5分考えてメモし、翌日などに1時間取る。終わらなければさらに細かくして次の1時間へ |
最初の5分で「頭出し」しておくことで、いざ取りかかるときにスタートダッシュが切れる。これを続けるうちに、どんどん効率がよくなっていったそうです。
夢中になったら、目的に戻る
作業が楽しくて時間が延びてしまうことは、木村さんにもあるそう。楽しいならそれでいい。でもほかにもやることがあるときは、「そもそも何のためにこれをやっているんだっけ?」と目的に戻ります。夢中になるほど細かいところしか見えなくなるので、30分、1時間ごとに俯瞰してふり返る。夜にすごく頑張ったものを翌朝見て「俺、これ何がしたかったんだっけ」となる、あの感じを防ぐためです。
午前中はゴールデンタイム
木村さんは5年ほど前からずっと朝型。朝起きて30分後には仕事を始めて、お昼ごはんまでがいちばん頭が冴えるゴールデンタイムです。そこに、考えることや判断すること、いろんな人が関わるプロジェクトなど、重たいタスクを集める。午後は、今週中ならいつでもいいような、ひとりで進める作業。夕方にはランニングをしているそうです。
見積もりはいつも外れる
意外なことに、時間の見積もりは「いつも外れます」。アプリづくりのように、やったことのないことを手探りで進める仕事が多く、思った以上にエラーが出て時間がかかるからです。だいたい予想の2倍。はみ出した分は、土日にもやっているそうです。
逆に、余裕を持たせすぎて、5分でできることに1時間かけてしまうタイプも。「たかしさんはその傾向があるかも」とはなさん。詰めすぎも緩すぎもよくない。早く終わると気分はいいけれど、残りの時間をダラダラ過ごしてしまうこともあるので、難しいところです。
やりたいことが多いから、時間をつくる
こうした時間の使い方は、社会人になったときからできていたわけではありません。きっかけは、やりたいことがいっぱいあったこと。時間は有限なので、あきらめるか、今のことにかかる時間を半分にして時間をつくるか。その2つしかない。木村さんは後者を選びました。
「やりたいことリスト」を週に1回見る
ToDoとは別に、人生でやりたいことのリストをつくっているそうです。カレーをつくるという小さなことから、スカイダイビングのような大きなことまで。それを週に1回見て、「これをやるために、日々の時間をどう短くしようか」と考える。日々に追われていると忘れがちなことだから、たまに見るのが大事です。
ひとりでできることはいつでもできるけれど、誰かと一緒にやりたいことは、相手と時間を合わせる必要がある。だから最近は、より効率的に時間をつくる方向にシフトしているそうです。
1日のうち1時間は、新しいことをする
木村さんが3年ほど続けているのが、「1日のうち1時間は絶対に新しいことをする」という習慣。最近はアプリづくりや、須賀川でつながった別の業界の人たちの困りごとに取り組んでいるそうです。本業とは別で、時間は晩ごはんやランニングを終えた夜9時から10時ごろ。
娯楽に近いのかと聞くと、「いや、だいぶストレスです」。それでも、昨日知らなかったことを今日知って、昨日の自分より何かしら成長している。それが楽しく、張り合いになっているそうです。
「忙しい」と言わなくなった
そんなにいろいろやっていたら忙しくないのか。以前は「忙しい」と口に出していて、それがかっこいいと思っていたそうです。今は、口に出さないように意識している。「忙しいって、ポジティブには捉えられない」。その続きは、part2へ。
印象に残った一言
昨日知らなかったことを今日知って、ちょっと賢くなった俺、みたいなのが楽しいんです。
出演者

- 木村修平:webコンサルタント。平日は広告代理店、休日は効率化支援。2か月に1回は海外へ

- はな & 隆志:移動販売の珈琲屋「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。ウルトラFM「サンライズすかがわ」月曜パーソナリティ
