会社の肩書きがなくなったら、自分に何ができる?会社員とフリーランス、両方の目を持つ|Kimura’s Choice #11「会社に依存しない」という選択

Kimura’s Choice #11「会社に依存しない」という選択 podcast

webコンサルタントとして働きながら、国内外いろいろなところを旅する木村修平さん。「Kimura’s Choice」は、GALATA COFFEEのはなと隆志が、木村さんのこれまでの「選択」と、その理由を聞いていく番組です。

第11回は、旅が仕事にもたらすものの話から、働き方の話へ。タイで駐在員として働く友達に会って木村さんが考えたのは、「会社ありきの自分」になることへの不安でした。会社員とフリーランス、両方の視点を持つ木村さんの考えを聞きました。

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この回の話題

時間話題
00:04首都と地方で、まったく違う暮らし
01:48旅をすると、物事を多面的に見られるようになる
02:35肩書き抜きで出会えるのが、旅のいいところ
04:07タイで駐在員として働く友達
04:52待遇はいい。でも、会社ありきの自分になる
06:31会社員とフリーランス、両方の視点
07:18個人で生きていけるのか、という不安
08:05どっちもどっち。でも、それぞれにいい面がある
08:55会社員は、無茶ぶりで成長できる
10:31今のところ、旅が自分に合う手段
11:20行っていないのは富山だけ
12:05関西と東北の違い

首都と地方の差

前回の続きで、タイの話。首都バンコクの物価は東京並みで、外資系企業も多く、お金が流れ込んで、みんながワイワイ頑張っている時期。でも少し離れた地方に行くと、まったく違う暮らしがある。その差が日本よりずっと大きいそうです。そうしたリアルな情報もヒアリングして、レポートにまとめたいと木村さん。隆志さんは「刺さるキャッチコピーも全然変わってくるはず」。

旅をすると、物事を多面的に見られる

旅が仕事にもたらすプラスは、広告のコピーだけではありません。もっと広く言えば、物事の考え方や捉え方が多面的になること。会社の中では、目的を達成するためのやり方は2つくらいしかないと思っていても、グローバルな視点で見ると違うやり方がある。この前マイクロソフトの人に会って話を聞いたら、その考え方も取り入れられた。いろんな場所に行って、いろんな人に会うことの価値です。

肩書き抜きで出会える

旅先で出会う人とは、「どこどこの会社の誰です」と挨拶しない。「日本人ですか?」「福島です」「群馬です」「近いっすね、乾杯」。仲良くなって考え方が面白いなと思い、あとでFacebookを交換したら、上場企業の役員だった、なんてことも。日本にいると肩書きから始まるけれど、海外ではひとりの人としてつながれる。それが旅のいいところだそうです。

タイで駐在員として働く友達

今回のタイでは、日本企業のタイ支社で駐在員として働く友達に会ってきました。駐在の手当てなどの待遇はとてもいい。いいなと思う一方で、木村さんはこうも考えたそうです。

会社ありきの自分になる

待遇も福利厚生もすごくいい。それはそれで全然いい。でも、それは全部会社ありきの自分になってしまう。会社の肩書きがなくなったときに、「じゃあ、あなたは何ができるの?」という話になる。だから自分がもしそういう環境に身を置くなら、ぬるま湯につかる期間をちゃんと決めたほうがいいのかな、と。あくまで自分ならこう考える、という話です。

会社員の経験があり、今はフリーランスのはなさんと隆志さんも「なくなって初めて、こんなに何もできへんのや、ってわかる」と共感。隆志さんは、企業で働きながらフリーランス的な思考も持っているところが、木村さんの面白いところだと言います。

個人で生きていけるのか、という不安

根本にあるのは、個人で生きていくにはどうしたらいいんだろう、という強い不安。大企業でもいつ潰れるかわからない時代。会社がなくなったときにひとりでも生きていけるように、というのが前提にあるそうです。

どっちもどっち

会社員とフリーランス、どっちが向いているか。「毎日考えてます」。結論は、どっちもどっち。どちらにもいい面と悪い面がある。収入で見れば、フリーランスのほうが2倍、3倍多いこともある。ただ、フリーランスは自分の強みを生かすのが前提で、つまり強み以外はやらない、できない。その強みが2〜3年後にAIに置き換わったら、強みがなくなってしまいます。

会社員は、無茶ぶりで成長できる

一方、会社員はよくも悪くも無茶ぶりをされる。「木村くん、このプロジェクトのリーダーで」。やったことがないのに、やってみたら「これ、俺向いてるじゃん」と気づくこともあるし、「これはできへん」とわかることもある。できないことができるようになる、成長の機会をくれるのは、会社という環境なのかもしれない。両方やっているからこそ、両方のいい面と悪い面が見えるのだそうです。

今のところ、旅が自分に合う手段

仕事にも役立ちつつ、個人的な欲求も満たしてくれる旅。でも、それはあくまで手段。ほかにも自分に合うものがあるかもしれないけれど、今のところは旅だそう。観光地ではなく、少し変わった場所に行く理由も、その国の本当のコアな部分を知るためでした。

関西と東北の違い

日本も40都道府県ほど回っていて、まだ行っていないのは富山だけ。この前、島根の出雲大社にも行ってきたそうです。日本の地域差は、海外ほど肌の色や宗教が違うわけではないので、方言が少し違うくらいでわかりにくい。それでも関西出身で東北に暮らしてみると、違いはめちゃくちゃ感じるそう。ただそれも、福島と大阪というより、関西と東北くらいの大きな単位の話。福島と隣の栃木では、あまり変わらないのだとか。次回は、木村さんがリモートワークの拠点に選んだ須賀川について聞いていきます。

印象に残った一言

会社の肩書きがなくなっちゃうと、じゃあ、あなた何ができるの?っていう話になっちゃうので。

出演者

  • 木村修平:webコンサルタント。平日は広告代理店、休日は効率化支援。2か月に1回は海外へ
  • はな & 隆志:移動販売の珈琲屋「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。ウルトラFM「サンライズすかがわ」月曜パーソナリティ

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