旅は、すぐには仕事にならない。でも点は増える。ラオスで見てきたもの|Kimura’s Choice #10「ラオスに行く」選択

Kimura’s Choice #10「ラオスに行く」選択 podcast

webコンサルタントとして働きながら、国内外いろいろなところを旅する木村修平さん。「Kimura’s Choice」は、GALATA COFFEEのはなと隆志が、木村さんのこれまでの「選択」と、その理由を聞いていく番組です。

第10回は、1月にラオスとタイへ行ってきたばかりの木村さんに、旅と仕事のつながりを聞きました。旅は、すぐには仕事にならない。それでも、ちゃんと点を集めてくる。木村さんの旅先での視点と、そこから生まれつつあるビジネスの話です。

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この回の話題

時間話題
00:52前回までのおさらい
01:41広告の仕事に必要な、クリエイティブな発想
03:181月にラオスとタイへ10日間
04:04旅が仕事につながるかは、まだわからない
04:52事前に調べて、現地で確かめる
05:37海外の「ワールドレポート」をつくっている
06:25見てくるのは、食のトレンドとITのトレンド
08:04海外進出したい企業に向けたレポート
09:37興味のあることが、ビジネスにつながる
10:25なければ、自分でつくればいい
12:04夕日を見ながらビールを飲む国、ラオス
13:38国よりも、宗教で人柄が違う?

広告の仕事と、旅の点

木村さんの本業は広告の仕事。商品のキャッチコピーのように、クリエイティブな発想をポッと出すことが求められます。もちろん競合を見たり、お客さんに聞いたりもする。でも、自分で足を運んでいろんな商品や景色を見て、点をいっぱい集めておくことが、いい言葉につながっているそうです。

旅は、すぐには仕事にならない

1月の2週目から10日間ほど、ラオスとタイへ。収録は帰国して1週間ほどのころでした。ラオスとWebコンサルタントの仕事は、なかなか結びつかないような気がします。仕事につながるのか聞くと、「結論、まだわかんないです」。

アイデアを見つけに行く視点もあるけれど、そんなにすぐにはつながらない。点はあるけれど、いつつながるかはわからない。たとえば仲良くなった社長さんが「先月ラオスに行ったんだよ」と言ったときに、「僕も行ってきたんです」と話がつながる。そんな話のネタとして持っておけるのだそうです。隆志さんは「結果を急がないのは大事」。

事前に調べて、現地で確かめる

とはいえ、ただ楽しみに行くわけではありません。「ラオス、どうだった?」というふわっとした質問に、ビジネスの視点で答えられるように。人口はどれくらいか、カフェはどれくらいあるか、ITや市場のトレンドはどうか。事前に調べたうえで、それを検証しに現地へ行っています。

海外の「ワールドレポート」

実は木村さんは、自分の会社で海外の「ワールドレポート」をつくっています。現地に行って、飲食のトレンドやITのトレンドを資料にまとめる。これまでに行った北京、ベトナム、フィリピンなど、国ごとのデータをパッケージにして、ホームページで紹介しています。

見てくるのは、食とIT

人口ピラミッドやネット利用人口のような、ネットで誰でも見られる情報もありますが、木村さんが特に見ているのは2つ。ひとつは食のトレンド。同じアジアでも、国によって辛いものが好き、酸っぱいものが好き、年代によっても違う。もうひとつはITのトレンド。カフェのWi-Fiの速度はどれくらいか。パソコンで仕事をしている人がどれくらいいて、プログラマーが多いのか、デザイナーが多いのか。画面をちらっと見ればわかるそうです。

海外進出したい企業のために

レポートの目的は、企業に向けて届けること。旅行者向けに「バンコクにはこんな食べ物があります」と発信するのではなく、たとえば「タイに日本食のお店を出したいけれど、データがあまりない」という企業に向けたものです。現地に10年住んでいる日本人にヒアリングしてつくったレポートがあったら、欲しいですよね。

現地に住む日本人の知り合いもいるので、レポートをきっかけに、現地の人とつなげるところまで持っていきたい。まだ全然つなげられていないけれど、フィリピンでは少し進んでいる案件もあるそうです。

興味のあることが、ビジネスにつながる

みんなが行く観光地には興味がない。でも、現地の人がどう考えているのか、日本人なら何でも醤油をつければおいしいけれど、向こうは醤油が嫌いかもしれない、そういうインサイトが知りたい。自分の興味と仕事が、うまく合っているそうです。

はなさんは「自分の欲求を満たしてくれる仕事や会社を探しがちだけど、なければ自分でつくればいいんだね」。木村さんは「むしろ、ないほうが楽しい」。とはいえ、あくまでサラリーマンで、固定の収入があるから死にはしない、と笑います。こういう活動をわかってくれる本業の会社にいることも大きいそうです。

夕日を見ながらビールを飲む国

ラオスでの面白いエピソードは?と聞くと、正直、今のところ特にないとのこと。木村さんが見て話した印象では、みんな夕日を見ながらビールを飲んで、毎日楽しくハッピーな国。商売っ気があまりなく、こちらが向こうのものを仕入れたいと持ちかけても「別にいいや」となりそうな、のんびりした人柄だったそうです。

国よりも、宗教で人柄が違う?

木村さんの感覚では、人柄は国よりも宗教で違う。中国や日本は無宗教の人が多いから、お金以外に信じるものが少なく、お金を求めがちなのでは。キリスト教や仏教の国では、毎週教会に行って祈れば報われるというように、お金以外の価値観やコミュニティの中で生きている人が多い。あくまで木村さん個人の見方ですが、隣り合うタイとラオスでも、まるで違うそう。バンコクの物価は東京と同じくらいで、ビールは1本700円ほどするのだとか。

印象に残った一言

点はあるけど、いつつながるかはわからない。

出演者

  • 木村修平:webコンサルタント。平日は広告代理店、休日は効率化支援。2か月に1回は海外へ
  • はな & 隆志:移動販売の珈琲屋「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。ウルトラFM「サンライズすかがわ」月曜パーソナリティ

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