魅力はまだ30%しか伝えられていないのに。キャラクターの力と、チームで頑張る楽しさ|腐るラジオ #13「ポセミンまつり当日で腐る(後編)」

魅力はまだ30%しか伝えられていないのに。キャラクターの力と、チームで頑張る楽しさ|腐るラジオ #13「ポセミンまつり当日で腐る(後編)」 podcast

ポセミンまつりのふり返り、後編です。いちばん驚いたのは、ポセミンの物語をまだほとんど伝えられていないのに、こんなにたくさんの人が来てくれたこと。キャラクターの力の強さを、松本悠以さんは目の当たりにしました。

準備の反省点、ずっとひとりで作業してきた松本さんが感じた「チームで頑張る楽しさ」、そして15年前のポセミンを並べて見えてきたこと。8月の個展の告知と、5年後の20周年への夢も語りました。

この回の話題

時間話題
00:01いちばん驚いたこと
01:07魅力はまだ30%しか伝えられていないのに
02:141日だから、応援してくれる人が目に見えた
03:20反省点は、ポセミンの歴史の展示とくじ引き
04:23気をつかってくれた小学生
05:25ごはんを食べる余裕もなかった準備期間
06:28チームで頑張る楽しさ
07:37いずれは「ポセミンカンパニー」に
08:37相馬焼のポセミンも
09:4115年前のポセミンは「キモい」?
10:47どこまでがポセミン?
11:498月1日から、猪苗代「空白」で個展
12:557月は、あじさい祭りでポセミン御朱印
14:025年後の20周年は、アリーナで?

魅力はまだ30%しか伝えられていないのに

まつりを終えて、いちばん驚いたこと。それは、自分の中ではポセミンの物語がまだ全然出せていなくて、魅力も30%くらいしか伝えられていない気がするのに、こんなにたくさんの人が来てくれたことでした。

背景をまだ用意できていない、見せられていないのに、「ポセミンかわいい」と言って人が来てくれる。キャラクターの力って強い、と松本さん。みんなが思い思いの解釈で、ポセミンやその友達のいいところを見つけて、仲良くしてくれているのかもしれない、と話します。

1日だから、目に見えた

個展は1か月など会期が長いので、みんなばらばらに来る。でも今回は1日だけ。その日をめがけてこれだけの人が来てくれたことで、ふだんはあまり見えない、ポセミンを応援してくれる人たちの存在が目に見えた。それがすごく心に来た、やってよかった、と振り返ります。

今は見た目のキャラクターにひかれて来てくれている人たちが、これから物語を発信していけば、今度は物語にひかれる人も出てくるはず、とはな。

反省点もいろいろ

展示しようと思っていたポセミンの歴史は、天井にうまく吊るせず、各ブースの下に沿わせる形に。本当はもう少し「南極っぽい」雰囲気のマルシェにしたかったけれど、それもできなかった。

くじ引きでは、序盤から強運の持ち主が続出。小学生の男の子が大きな賞を当ててくれて、本人もとても喜んでいたのに、「これ当たっちゃったんだけど、ママに言っていいかな」と気をつかわせてしまったとか。

音楽紙芝居の途中で声が出なくなったこと、睡眠不足のコンディション。ごはんを用意する余裕もなく、家はぐちゃぐちゃ、洗濯物はたまるばかり。新聞の取材も、散らかったアトリエで、すっぴんのまま写真を撮ってもらったそうです。ゼリー飲料の差し入れには、本当に助けられました。

チームで頑張る楽しさ

これまでは、ずっとひとりで作業し、ひとりで発表してきた松本さん。今回、助けてもらいながらみんなでつくり上げて、チームで頑張ることの楽しさを感じたといいます。

いずれは「ポセミンカンパニー」にして、仲間を募りたいと考えている松本さん。「こういう感じなのかな」と、未来のカンパニーを少し体験したようなイベントでもありました。

15年前のポセミンは「キモい」?

今回は相馬焼のポセミンを展示するなど、いろいろな方向のコラボに挑戦しました。そして改めて15年前のポセミンを並べてみると、形がまったく違う。会場でも驚いている人がいたそうです。

準備中、15年前のポセミンをラッピングしていた手伝いの人が、何も考えずに「キモ」と何度か口にしていたのが、松本さんはおかしくてたまらなかったとか。

どこまでがポセミン?

形が変わっても、ポセミンだとわかる。それが不思議で、もう少し研究していきたい、と松本さん。ポセミンをポセミンたらしめているものは何なのか。変遷に番号をつけて「何番までがポセミンだと思いますか?」と問いかけるような展示も、いつかやってみたいそうです。

夏の予定と、5年後の夢

収録時点で決まっていた次の展示は、8月1日から31日まで、猪苗代の空白での1か月の個展。7月には福島市のあじさい祭りにも出店し、毎年出しているポセミンの御朱印も登場する予定でした。

まつりでは、小さな子どもも、おじさんたちもたくさん来てくれて、「久しぶり」と声をかけられることもたくさん。ポセミンを通じてつながっている人がいることも実感しました。5年後の20周年は、アリーナで? 東京ドームで? 夢はどんどん膨らみます。

印象に残った一言

まだ背景まで見せられていないのに、ポセミンかわいいって人が来てくれる。キャラクターの力って強いなって。

前後の回

出演者

  • 松本悠以:アーティスト、作家、畑の仕事をする人。「循環」「腐る喜び」をテーマに、ポセミンが登場する作品をつくる。Instagram
  • はな & 隆志:移動販売の珈琲屋「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。ウルトラFM「サンライズすかがわ」月曜パーソナリティ