ゴールデンウィークはイベント続き。アーティストの「時間」は、気合いと涙と下書きで|腐るラジオ #10「時間に追われ腐る」

ゴールデンウィークはイベント続き。アーティストの「時間」は、気合いと涙と下書きで|腐るラジオ #10「時間に追われ腐る」 podcast

第10回は、ゴールデンウィークのイベント告知からスタート。シェアアトリエの仲間とのアートブース、子どもたちと一緒に思いきり描くワークショップ、福島で初めてできた同世代の友人とのチャレンジショップと、松本悠以さんの5月は予定がぎっしりです。

後半は、それだけ忙しい中でどうやって作品を仕上げているのか。下書き、デジタルでの色の検討、そして宣伝まで全部自分で。アーティストならではの「時間」の話を聞きました。

この回の話題

時間話題
00:03ゴールデンウィークのイベントは3つ
01:075月3日、3人のアートブース
02:07赤べこの立体と、ポセミン顔の似顔絵
04:205月9日、緑ヶ丘公園で「無制限遊び」
05:28大きな紙に自由に描いて、こいのぼりづくり
06:29ポセミンが浮かび上がるかも
08:33Tシャツにポセミンを描く
09:365月10日、友人とのチャレンジショップ
10:37福島で初めてできた同世代の友達
12:475月は、まだ展示が2つ
13:47アーティストの時間は読めない
14:47アクリルは下書きをかっちり、色鉛筆はふわっと
15:51色の検討はデジタルで
16:54最後は気合いと涙
17:55宣伝も、全部自分で

ゴールデンウィークのイベント

収録時点で告知したのは、ゴールデンウィークからその直後にかけての3つのイベントです。

5月3日 3人のアートブース

須賀川で開かれる大きなイベント「ワクワクフェスティバル」に、松本さんは今回、出店者として参加。シェアアトリエの仲間、やむちゃん、しこちゃんと一緒に、会場の入り口にアートブースを設けます。作品とグッズが中心で、3人がそれぞれ絵付けした赤べこの立体も並ぶ予定でした。

3人それぞれの似顔絵も。松本さんの似顔絵は、その人の雰囲気をとらえつつ、目と鼻と口はポセミンになる不思議なもの。GALATAのふたりも以前描いてもらったことがあり、ちゃんと特徴をとらえているのだそうです。「ポセミンになりたい人、ぜひ」。

5月9日 子どもたちと「無制限遊び」

須賀川市の緑ヶ丘公園では、子どもたちと一緒に「無制限遊び」。ファミタイムのあゆみさんと、サウナ&スパ グリーンさんが開くワークショップに、ゲストとして呼ばれました。

汚れてもいい格好で、大きな布にみんなで自由に描いたり、世界にひとつだけのこいのぼりをつくったり。実はちょっとした仕掛けがあって、最後にポセミンが浮かび上がるかもしれないとか。描いた布は、その後しばらくスパ グリーンさんのお風呂場の入り口にかかる、のれんと交換して展示される予定です。

ほかにも、似顔絵や、持ってきたTシャツ(着たままでもOK)にポセミンを描く企画も。申し込みは、ポセミンのInstagramに載っているページから。

5月10日 友人とのチャレンジショップ

翌日は、須賀川市民交流センターtetteの1階にあるチャレンジショップで、猫の絵を描く小ばちさんの隣にポセミンも並びます。

小ばちさんとは、まだ大玉村にいたころ、空白のりかさんご夫婦が開いていたマルシェで出会いました。年上の人たちとのコミュニティしかなかった松本さんにとって、福島で初めてできた同い年の友達。今も毎日のように会う仲だそうです。この日は街なかでもたくさんのお店が並ぶ日で、GALATA COFFEEも出店予定でした。

5月にはさらに展示が2つ。「予定の組み方は、Kimura’s Workを聞いてください」と、つい番組の宣伝も飛び出しました。

アーティストの時間は、読めない

これだけイベントが続くと、作品づくりの時間はどうしているのか。アーティストの場合、何時間あれば完成するかはただの想像でしかなく、途中までやって「やっぱりダメ」とゼロに戻ることもあります。

下書きと、デジタルでの検討

作品によって進め方は違います。アクリルで描くときは、下書きをかっちりつくる。色鉛筆のときは、下書きはふわっとで、描きながら考えていく。

同じものを2回描くのはストレスでは、というはなの問いに、松本さんの答えは「下書きをしたほうが効率がいい」。色の検討には時間がかかり、実際に描いてしまうと汚くなったり、直せなかったりする。デジタルで検討したほうが早いのだそうです。

最後は、気合いと涙

それでも最後は「気合いと涙」。描いているときは楽しいけれど、下書きの段階は「間に合うのかな」としんどい。締め切りを延ばしてもらったことや、目指していたゴールの70%くらいで出したこともあるといいます。

さらに難しいのが、宣伝も全部自分でやらなければいけないこと。いい作品ができても、宣伝できなければ人は来てくれない。でも宣伝に時間を使いすぎると、作品の時間がなくなる。イメージはどんどん膨らんでいくのに、時間がほしい。忙しくても、やっぱり描くのは楽しい。そんな言葉がこぼれました。

印象に残った一言

忙しくても楽しいってなるんですけど、間に合うかなっていうストレスもあって。作業してるときは、楽しいってなってるんです。

前後の回

出演者

  • 松本悠以:アーティスト、作家、畑の仕事をする人。「循環」「腐る喜び」をテーマに、ポセミンが登場する作品をつくる。Instagram
  • はな & 隆志:移動販売の珈琲屋「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。ウルトラFM「サンライズすかがわ」月曜パーソナリティ