GALATA COFFEEのはなと隆志が、いろいろなものを褒めていく「褒めるラジオ」。第6回は特別編です。ゲストにアーティストのアーリーさんを迎え、「家族葬」について話してもらいました。
最近、おばさんを家族葬で見送ったアーリーさん。お父さんが喪主を務め、運転手として一連の流れに付き添いました。名前はよく聞くけれど、実際どんなものなのかは経験しないとわからない家族葬。そのリアルを聞きました。
※葬儀の手順や費用、できること・できないことは、地域や葬儀社、状況によって異なります。今回のお話は、ひとつの例として聞いてください。
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この回の話題
| 時間 | 話題 |
|---|---|
| 00:08 | ゲストはアーティストのアーリーさん |
| 00:50 | おばさんを家族葬で見送った |
| 02:12 | 亡くなってから、まず葬儀社を決める |
| 04:13 | 家族葬を専門にする葬儀社もある |
| 05:38 | 決め手はレビューと、家からの近さ |
| 06:23 | 家族葬のいちばんの違いは、値段 |
| 07:49 | 戒名も遺影も、お父さんの手づくり |
| 10:42 | 亡くなってから火葬までの流れ |
| 13:34 | 原点に立ち返るような見送り |
| 15:49 | かかった費用は? |
| 17:58 | お父さんは「生前葬」をやってみたい |
| 18:43 | 人がひとり亡くなるということ |
亡くなってから、まず葬儀社を決める
おばさんは養護施設で暮らしていて、危篤の連絡から1週間ほどで亡くなりました。電話を受けて、アーリーさんの運転でみんなで施設へ。今回のケースでは、まず葬儀社を決めないと、死亡診断書の手続きも進められなかったそうです。
お父さんが、もしものときは家族葬で、とあらかじめ家族葬ができるところを調べていたので、その日のうちに葬儀の計画まで進められました。
家族葬を専門にする葬儀社
家族葬は、本当に近しい人だけで見送りたい人のためのお葬式。新聞にお知らせを出すようなこともせず、ひっそりと行います。大きな葬儀社で扱っているところもあれば、家族葬に特化した葬儀社もあり、郡山だけでもいくつもあるそう。専門のところのほうが融通がきくのだとか。
選ぶときの決め手は、Googleのレビュー。そして、家から近く、行きやすいこと。最後には葬儀社から「レビューをお願いできますか」と頼まれたそうです。
家族葬のいちばんの違いは、値段
いちばんの違いは、格段に安いこと。今回はお坊さんを呼ばない形にもでき、相談したらできたそうです。お坊さんを呼ぶと何十万円、戒名をつけてもらうとさらにかかる、という話もあります。
戒名も遺影も、手づくり
今回は「手づくり感満載」のお葬式。戒名はお父さんが考え、お経もお父さんが、ネットで調べてプリントしたものを、ご遺体の前で読み上げました。お経を読むのが好きで、何度か経験があるそうです。遺影も、お父さんが写真をプリントして引き伸ばし、額に入れて用意しました。
火葬のあとの食事の用意もなし。少人数でいつものメンバーなので、自分たちで持ってきていいと言ってもらえたそう。削れるところは削っていく、まさに「レスオプション」。もちろん、火葬だけはレスオプションにはできません。
亡くなってから火葬までの流れ
葬儀社を決めたら、病院から死亡診断書を出してもらい、葬儀社に渡す。ご遺体は葬儀社で安置してもらい、会いたい人はそこへ会いに行く。安置されている場所で、焼香や供物を用意して、お父さんがお経をあげ、みんなで見送りました。そこからは霊柩車について火葬場へ。棺はさすがに手づくりではなく、ランクを選べるものを用意してもらったそうです。
土曜日に亡くなり、日曜日は友引で火葬ができないので、月曜日に打ち合わせをして、火曜日に火葬。4日ほどで終わりました。
原点に立ち返るような見送り
話を聞きながら、はなさんは「昔はきっと、家族で手づくりで見送っていたんだよね。原点に立ち返るような感じ」。自分たちで関わるからこそ、見送る気持ちも高まる。アーリーさんも、思うところがいろいろあったそうです。今回は葬儀社がとてもよく、「なんで今までこれでやらなかったんだろう」と思うくらい、メリットしかなかったとのこと。もちろんやり方は人それぞれで、ひとつの選択肢として「あり」だと感じたそうです。
かかった費用は?
ぶっちゃけ、いくらかかったのか。予定では27万円。お父さんが現金で即日払ったこともあり、少し安くなって26万円ほどだったそう。お父さんが自分でできることをやったぶん抑えられていますが、お寺を挟むと軽く超えてしまう金額です。
お葬式はお金がかかるもの、というイメージがあるからこそ、残された家族にもやさしい形。お父さんは、明るく見送る「お別れパーティー」のような生前葬もやってみたいと話しているそうです。
人がひとり亡くなるということ
家族葬はメリットが多く、シンプルだった。それでも実際に関わってみると大変で、人がひとり亡くなるということは、こんなに手順を踏まなければいけないんだと実感したそう。今回いろいろ学べたので、身内が亡くなったときに、きっといろいろできると思う、とアーリーさん。
葬儀社のレビューは「星4、いや、星5でもいいくらい」。そして、遠くから駆けつけたおばさんが、亡くなったおばさんの顔を見て思い出を語り、動き回ったアーリーさんに「本当にありがとう」と言ってくれた。役に立ててよかったと、心から思ったそうです。
人がひとり亡くなるって、こんなに手順を踏まなきゃいけないんだ、ってことがわかって。
最初は笑いながら話してくれたこの話。隆志さんは「喪主さんの希望も聞いてもらえて、親戚にもありがたがられて、いい見送りができた感じが伝わってきた」。家族葬は、ひとつの選択肢です。
※葬儀の手順や費用、できること・できないことは、地域や葬儀社、状況によって異なります。今回のお話は、ひとつの例として聞いてください。
出演者

- はな & 隆志:移動販売の珈琲屋「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。ウルトラFM「サンライズすかがわ」月曜パーソナリティ
- アーリー:アーティスト(ゲスト)
