「面白いものが入荷したらしい」という噂を聞きつけて、久しぶりにCOBSANYAの店内から収録。目に飛び込んできたのは、目が充血して飛び出した、大きなネズミのキャラクターでした。
ミッキーマウスのアンチとして生まれた「ラットフィンク」の高さ60cmの貯金箱、そして身長ほどもある巨大なクレヨン。ビッグなアメトイの魅力と、ヴィンテージのおもちゃがどんな景色を見てきたのかを想像する楽しさを聞きました。
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この回の話題
| 時間 | 話題 |
|---|---|
| 00:02 | お店に、でっかいのがいる |
| 01:06 | 架空のネズミ「ラットフィンク」 |
| 01:30 | カスタムカー界の有名人が描いた |
| 02:10 | ミッキーマウスのダークサイド? |
| 03:10 | 高さ60cmの貯金箱 |
| 04:12 | 重くて、顔もゆがんでいる |
| 05:12 | 500円玉は取り出せない? |
| 06:15 | 2005年製、だんだん手に入りにくく |
| 07:17 | 自分でカスタムする人も |
| 08:22 | カスタムカー好きに人気 |
| 09:28 | 情熱に負けて、譲ることも |
| 10:30 | 遠方からのお客さんも |
| 12:37 | 身長ほどもある巨大なクレヨン |
| 13:39 | コピーライトで年代を見る |
| 14:42 | おもちゃが見てきた景色 |
| 15:43 | もとはお店のディスプレイ |
| 17:54 | 買い取りも始めたい |
架空のネズミ「ラットフィンク」
お腹に「RF」と書かれた、目の充血したネズミ。これは「ラットフィンク」という架空のキャラクターです。生みの親は、カスタムカーの世界でとても有名なエド・ロス。車やバイクの装飾に使われるピンストライプなどで知られた人が、落書きのように描いたのが始まりだそうです。
誕生は1960年代の初め。ミッキーマウスのクリーンなイメージへのアンチとして生まれたキャラクターで、ファンの間では「ミッキーマウスのお父ちゃん」「ミッキーマウスのダークサイド」とも語り継がれているとか。日本でもエド・ロスがデザインしたプラモデルが出ていて、今はコレクターズアイテムになっています。GALATAのふたりが高校生のころは、古着屋さんによく置かれていたので、どこかで目にしている人も多いはずです。
高さ60cmの貯金箱
今回入荷したのは、高さちょうど60cmのラットフィンク。実はこれ、コインバンク、つまり貯金箱です。後頭部にコインを入れる口があり、足の裏から取り出せます。はなが持ってみると、ずっしり重い。正面から見ると顔もゆがんでいて、小さな子が見たら同じ目線で怖がりそうな迫力です。
取り出し口は、おそらくドルの硬貨の大きさで設計されていて、日本の500円玉はぎりぎり取り出せないかもしれないくらい。色違いが3体並んでいます。
2005年製で、すでに生産されていないデッドストック。これから、どんどん手に入りにくくなるはずだとコブさん。髪の毛をつけてカスタムしたり、ひな人形のように並べて飾ったりと、自分なりに楽しむ人もいるそうです。いちばんメジャーなのは、箱入りのボビングヘッド。レンチを持った「ガレージバージョン」もあります。カスタムカーやホットロッドのイベントに行くような人たちに、ファンが多いのだそうです。
情熱に負けて、譲ることも
自分でほしいものを、キープすることはあるのか。全国のトイショップに通うお客さんから「飾りだったんだ」「ほしかったのに」という話を聞くと、できるだけお客さんにお譲りしたいと思うそう。お客さんから「飾っておいて」と譲り受けたものもあるけれど、「好きで好きで」という熱い話を聞くと、情熱に負けて「大事にしてください」と譲ってしまうこともあるとか。
Instagramを見て、千葉県から旅行がてら来てくれたご夫婦もいました。最近チャッキーを好きになったという50代の女性が購入していったこともあり、ファンになるきっかけは突然降りてくるもののようです。旅先で出会ったおもちゃは、また特別な思い出になるはず。
身長ほどもある、巨大なクレヨン
さらに大きいものも。はなの身長と変わらないくらい、140〜150cmほどもある赤いクレヨンです。アメリカのクレヨンのブランドのもので、コピーライトを見ると1989年製でした。
コピーライトで年代を見る
おもちゃのコピーライトで、コブさんがまず見るのは年代。そして製造国やメーカー。それをもとに商品名などを調べていくと、たいていのことはわかるそうです。
おもちゃが見てきた景色
自分の生まれた年とおもちゃの年代がリンクすると、ドキドキする、とコブさん。同じ40年近くを、どう歩んできたんだろう。ときどき、ヴィンテージのおもちゃの目線に立って、どんな景色を見てきたのかを想像するのだそうです。
このクレヨンは、もともとは文房具店などのディスプレイとして吊るされていたもののよう。それをコレクターが譲ってもらい、美術家や芸術家の家に飾られ、その人が亡くなって手放され……。いろいろなエピソードを経て、今ここにいる。喋れたら面白いのに、と話します。
お店用のディスプレイが、のちに流通することは意外と多く、M&M’sの大きな店頭ディスプレイや、グミで有名なハリボーのラックが出てくることも。赤や黄色の鮮やかな色づかいも、アメリカらしくて元気が出ます。最後には、COBSANYAで買い取りを始めたい、という話も。続きは次回です。
印象に残った一言
どんな景色見てたのかなって思うときがあるんですよ。喋れたら面白いのになって。
前後の回
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